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DVDプレス工程@

DVD複製

DVDを複製する方法には、主に『DVDコピー』と『DVDプレス』の2種類の方法があります。
DVDコピーは、プレス工場を使わないで簡易的にDVDを複製します。
主に1枚〜100枚程度までの少量枚数のDVDが必要な場合に多く用いられます。
メリットは自分が作成したDVDをコピー元として使用でき、気軽にコピーが行える点です。
デメリットは、あくまでも簡易的なコピーなので、DVDプレイヤーとの相性によっては再生ができない機種があることがあります。
ですので、販売を目的としたDVDの複製や、再生の安定性を求める場合、300枚以上の大量枚数の複製が必要な場合には、DVDプレスを使用することをおすすめします。
DVDプレスを使用した複製の場合は、DVDプレイヤーとの相性に左右されない安定性の高いDVDが作成できます。
特に販売用途の場合には、DVDプレスをご利用ください。

ワイドテレビ用DVD、4:3テレビ用DVDとは?

DVDには、DVD規格の中で様々な仕様があります。

例えばDVDを再生した時に、画面比率が16:9のワイドテレビで画面サイズが最もフィットするように制作された16:9ワイドテレビ用DVDや、通常の4:3テレビ用に制作された4:3テレビ用DVDがあります。
制作の際には、16:9ワイドテレビと4:3テレビのどちらをターゲットにするのかをあらかじめ決めた上で、映像を制作してDVDプレスを行なう必要があります。

日本国内向けと海外向けDVDとは?

DVDプレスの規格には、リージョンコード(地域コード)と呼ばれる国ごとのDVDの再生を管理する機能があります。
リージョンコードには1〜6番までの番号があり、例えば日本国内向けの場合リージョンコードは2番になります。
2番を設定した場合はアメリカで販売されているDVDプレイヤーやパソコンなどで、DVDが再生できなくなり、再生に制限をかけることができます。
DVDプレスをする際、国毎の制限が必要ない場合、リージョンフリーと呼ばれる地域コードを設定しないタイプのDVDも制作できます。
このタイプのDVDの場合、どこの国のプレイヤーでも再生ができます。
ただし、国ごとに映像の再生方式が違いますので注意してください。

例えばアメリカ製のDVDを輸入した場合、リージョンフリーであれば日本のプレイヤーとモニターで再生できますが、イギリス製のDVDを輸入した場合、たとえリージョンフリーのDVDでも、映像の再生方式自体が違うので、日本のプレイヤーとモニターでは再生できません。
これは日本とアメリカの映像の再生方式は同じで、日本とイギリスの再生方式が異なることによって、再生できなくなります。


DVDメニューの作成

DVDプレスの工程のうちの一つである、DVDメニューの作成についてご案内しています。

DVDメニューの制作

DVDには、プレイヤーにディスクを入れるとすぐに映像が始まるタイプのものと、DVDメニュー(タイトル画面)を表示して、視聴者が観たい映像をメニューで選択したり、音声や字幕の環境を選択できるタイプのものがあります。
DVDにメニューが必要な場合は、静止画または動画でDVDメニューを別途作成する必要があります。

静止画メニューと動画メニュー

DVDメニューには、大きく分けて静止画メニューと動画メニューの2種類のメニューがあります。
その名のとおり、静止画メニューは写真などの静止画データーの上に、「再生する」等のボタンがあるタイプを差します。
動画メニューは、DVD本篇用の映像などから一部のシーン等を抜粋し、映像編集を行なった上で、「再生する」等のボタンがあるタイプのメニューで「動いている」メニューを差します。
動画メニューは、近年ほとんどのハリウッド映画タイトルなどに用いられ、制作するDVDに付加価値を与えてくれます。

DVDメニューの使用上の様々な制限

DVDメニューには、DVD規格の仕様上、様々な制限があります。
静止画メニューのデーターを作成する場合でも、動画メニューを作成する場合でも、仕様上の制限を受けます。
例えばメニューを制作するサイズなど、正しいサイズで制作しなければメニューとして機能するデーターにはなりません。
また、モニターで確認する環境がない場合、せっかく制作したメニューデーターの文字が、小さくて読めなかったり、パソコンモニターで見た色とTVモニターで見た色とだいぶ違うといった場合もあります。
DVDメニューを作成する場合には、できるだけプロの制作者にまかせるか、十分にメニューの仕様、制限を理解した上で作成するようにしてください。

ワイドテレビ用メニューと4:3テレビ用メニュー

DVDに収録する映像に、16:9ワイドテレビ用映像、4:3テレビ用映像があるように、DVDメニューにも、16:9ワイドテレビ用メニューと4:3テレビ用メニューがあります。
どちらか片方のテレビでしかDVDメニューが見えないというわけではなく、どちらのテレビに最もフィットするように作成されているかの違いになります。
例えば4:3テレビ用に最もフィットするように作成されたDVDメニューでは、16:9ワイドテレビに映すと、横方向に画像が引き伸ばされ、横に太った形に見えます。
16:9ワイドテレビ用に最もフィットするように作成されたDVDメニューでは、4:3テレビに映すと、画面の上下に黒帯が入って見えます。
通常DVDメニューは、収録する本篇映像が16:9ワイドテレビ用に作成されている場合は、メニューも16:9ワイドテレビ用を基準として作成し、本篇が4:3テレビ用の場合はメニューも4:3テレビ用に作成します。
どちらのメニューにも長所と短所があるので、映像を観てもらいたいターゲット層を考えた上で、16:9ワイドテレビと4:3テレビで、どちらの利用者が多いかを基準にして、DVDメニューの仕様を決めると良いでしょう。


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